野尻湖の風情報

セイリングエリアAー野尻湖で吹く風向きの全てでOK。

セイリングエリアBー北東風、南~南東風で楽しめるエリア。これらの風向きは比較的強風となります。

             他の船舶が少ないので安心してセイリングできます。

セイリング禁止水域ー弁天島周辺は他の船舶、特に手こぎ、足こぎボートが多く、セイリング禁止です。

 

野尻湖の風事情

年間を通じて高気圧に覆われた晴天の日は90%の確立で北のサーマルが吹きます。吹き始めは昼頃からで、2時頃がピークとなります。平均風速5m、ブローで7~8mまで上がります。樅ヶ崎と砂間ヶ崎を結んだ線より西側は北、北西で東側では北北東の風向となります。7,0~8,0㎡あたりのセイルでプレーニングが楽しめます。夕方4時を過ぎる頃には風は2~3mまで落ちてしまいます。


寒気が入ったり、北のオホーツク高気圧が張出すと、北東風が吹きます。エリアBでは比較的安定した風が入り風速は上がります。エリアAでは北寄りのガスティーな風となります。北風より1~2サイズ下の道具でOK。

日本海に低気圧が進んできたときや、サーマルが吹く前の午前中は南、または南東の風が吹きます。南東では風速は上がり、安定しているので両エリアで楽しめます。南でも吹くときは8m以上にまで上りますが、シフティー、ガスティーとなります。


ヨットでのセイリングは、禁止水域外であればどこでもできます。湖面の左半分(西半分)は比較的風は安定していますが、右半分(東半分)は周りが山に囲まれ入り組んでいるのでシフティーになります。また東側はウェークボードなどのパワーボートが多いので注意してください。人気のない入り江にアンカリングしてのんびりするのも野尻湖でのセイリングの楽しみ方だと思います。但し最近はそういう所にはバスつりボートが多いので煙たがられるかも。

 

注意事項

マップに示した青線の航路で遊覧船が航行していますので、運行中は航路を避けるように。


セイリング禁止水域でも通過するだけであればOKです。但しベダルボートやカヤックなどが多いので十分気を付けて航行して下さい。


バス釣りボートには十分気を付けてください。流し針で釣っている者もいるので、十分に余裕を持って通過しないとスケグやセンターボードに引っかかることがあります。私も一度経験があり、その際釣り糸がスケグに食い込んでスケグをいためてしまいました。釣り糸は想像以上に強いものですね。


野尻湖ではよく濃霧が発生します。真夏に発生することもあります。朝から冷たい北風が吹いている時は要注意です。

また湖岸の北側の小高い山がかすんできたら早めに帰港しましょう。霧に巻かれると10m先も見えません。

最近バス釣りの人たちのマナーの悪さが目に付きます。ごみの散乱、不法侵入、無法駐車、釣り針、釣り糸の散

乱等とても自然の中で楽しむレジャーだとは思えません。もっともどんなレジャーでもやる人の数が増えれば一部

の心無い人によるマナーの悪さが目立つものです。風と水という自然の中でセイリングする我々も気をつけたい

ものです。

 

持ち込み艇について

ヨット、ボート、ウインドサーフィンなどの持ち込み艇は許可ナシではできません。持ち込みされる方は必ず湖畔に点在する船関係の業者や宿泊施設などで尋ねてください。駐車場など有料になると思いますが出艇させてもらえるところが何ヶ所かあります。キャンプをする方は湖畔の、湖楽園キャンプ場(上図参照)がお勧めです。出艇可能です。


当グリーンスポーツクラブからの出艇も可能です。ちなみに料金は持ち込み料プラス施設使用料として1名1000円です。また何日間かの保管も可能です。料金はお問い合わせください。是非ご利用ください。